ウルトラヘヴン
- 作者: 小池桂一
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: コミック
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友達に勧められて読んだ。
ペーパードラッグ-“ウルトラヘヴン”
友人「おかしな気分になるよ」
ソファに座って半信半疑で読み始めた。
近未来ではドラッグは合法化され、人々は気軽にドラッグを使って自分の気分を変える事が出来るようになる。ドラッグバーみたいなのまで出来ちゃって、お酒を飲みに来る感覚で、みんなドラッグを楽しむ、そんな世界。強依存になっている主人公がひたすら幻覚とリアルを彷徨っているシーンが続く。
実際、本当に訪れそうな恐ろしい未来の話。
読み始めて、正直内容も引き込まれるほどではなく、淡々と呼んでいるつもりだったけど、いつのまにか物語に没頭し、気がついたら2冊とも読み終わっていた。
違和感を感じたのは読み終わって時計を見た時。
随分長く読んでいたつもりが、実際はほんの20〜30分しかたっていなかった。
「うっそだ〜」
それから色々ストーリーを思い出したりすると、ストーリーの順番がごっちゃになって思い出せない。
もう一つ、脳に結構な疲労感が残っていた。とにかく集中してフル回転させていた、っていう感じ。
凄い長い時間集中していたようで、実際気がつくとほとんど時間はたっていない。
さらに、終った後の適度な疲労感が妙な余韻を呼んだ。
明け方に2度寝して夢をみてる時に似ている感覚かもしれない。
もしドラッグがこんな感じだったら、誰でも気軽に入っていけちゃうなぁ。
って本気で思ってしまった。
さらに、多分自分はこういうの過剰に反応しそうだ。
小さい頃に、脳が過剰に興奮する事とかが良くあったのを思い出した。
もう一回読み直したいとかは全然思わないけど、次の巻が出たらまた読みたいな〜
オススメのようなオススメでないような。。。