504DESIGN「みすえる」〜references〜
課題text ↓↓
http://blog.livedoor.jp/e_mukku/archives/50339020.html
人は雑食動物だ。
最近思っていたのが、
人は体を共食いしないものの、互いの知識は共食いするということ。
人は、友人、家族、先生などなど、自分の周りの知識を捕食して発展する生き物だ。
さらに人は、先人の知識も食べることが出来る。
都合の良いことに、人は、死ぬ前に自分の功績を世の中に置いてから来世に旅立つ。
生きている時は知識を隠蔽する人間もたくさんいる。
(以前google関係の本で、自分の知識を無償で世の中に共有させる事(オープンソースの考え方)を嫌う人間の話が出てきた。)
でも、そんな彼らも死ぬまでには、
「どうだ、自分はこんな発見をしたんだぞ。」
と、誇らしげに惜しみなく自分の知識を世の中に残していく。
これはきっと本能なのだと思った。
そう考えると、人間は自分が蓄えた情報を世の中に置いてから死んでいく生き物でもあるようだ。
(殺虫剤をかけられて、冷蔵庫の裏で卵を産んでから死ぬゴキブリみただ 笑)
今読んでいる“志のみ持参”という松下政経塾の教えの本の中で、松下幸之助が著者上甲さんにこんなことを言ったとある。
「きみと私はどちらが偉くなると思うかい??」
上甲さんは、“経営の神様”と言われる松下幸之助には敵うはずがありません、と答えたそうだが、
松下さんはそれに対して、
「きみは私の知識を吸収して、その上に自分の知識を乗せることが出来る。つまり、人は本来先人よりも賢くなるのが当たり前なんだ」
(自分なりに言葉は変わってますが)
今回の504DESIGNで学んだ「他人を参照しながら生きる」という事は、とても人間らしい生き方なのだと思った。
繰り返しになるけれど、
人は過去と現在から知識を得て、未来にそれを残す生き物です。
追記 前回のITの発達に関する追記。
IT技術の発達は
他人との時間の共有
と
他人との知識の共有
をもたらした。